Q.質問:古本屋さんって、一般のお客様から買い取りした本を売ってるんでしょ?
A.答え:お客様からの『買い取り』の他、『市場』にて仕入れもしています。
古本屋さんの言う『市場』とは、『全国古書籍商組合連合会(全古書連)』傘下の古書組合加盟の業者だけが参加、売買できる交換会で、東京の最大の会場は神田にある『東京古書会館』。
東京古書会館では、火曜日は『東京古典会』とか、水曜日は『東京資料会』という感じで、平日は何かしらの交換会が行われています。
この古書会館の市会に、僕は毎週参加しています。
で、説明が長くなりましたが、この日は『中央市会』の『大市』。
毎週月曜日に開かれている中央市ですが、大市は年に一度、全国の古本屋さんが蔵出し特出し逸品をドカーンと出品する、古本屋春の祭典スペシャル!みたいな交換会です。
日曜から入札がはじまるのですが僕は買い取りだったもんで、月曜の開札日に開場と同時に札入れまくりまして。
これ。全国から集まる猛者たちと札束で殴り合う、みたいな気分なんですよ(笑
普段だったら出せない金額を紙に書いて入札して「買えちゃったらどうしよう?!」と…。
杞憂でしたー!
いやー、魅力的な品物が目白押しだったんですけどねぇ~。
それでも、いつもどおりの予算で、いつもどおりの品数が確保できたかな。まずまず。
今後とも、茨城県古書組合員の当店「はりはりや」を、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
というわけで、お疲れ豚山。
今すげー腹苦しいです。