どもどもホリマコです。
当店のお仕事をお願いしている障害者就労支援施設に指導に行ってきました。
指導と言っても「こんちゃ!」くらいのノリなんですけど笑
こちらは取手市の作業所「ありがとう」さんです。
主に心に障害を持った方が作業しています。
本のクリーニング。
検索作業。
検品作業などをお願いしています。
で、今日は「PCの入力が苦手な人」のために新しい工程で作業を提案させていただきました。
障害を持った方へのお仕事は「過度な負担なく作業をすすめること」を前提に進めなければなりません。
そうなってくるとこちらもない頭捻って考えてトライアンドエラー繰り返しながら提案していくんですよね。
そうやって行くと「障害を持った人のため」に仕事を考えることと「効率よく無理なく無駄なく仕事をする」ってのがリンクしてくるんですよ。
逆に「効率よく無理なく無駄なく仕事をする」ことを考えると障害持った人の仕事の幅が増えてくるんですよね。
具体的にいえば「仕事を細かく細分化すること」
一連の仕事をやってもらうとどうしても負担箇所が出てくる。
だけど「ここだけやってもらう」ってのをつくるとうまく仕事が進むことが多いんですよね。
これは心の障害の方だけでなく身体、知的障害の方も同じ。
当店では作業所さんと話し合って「どこまでできるか」と同時に「ここはちょっと厳しい」「厳しいけどこの中のこれならできる」などを話し合ってお仕事の内容を決めています。
今回の作業提案もうまく行けば更にお仕事の幅を増やせることと思います。
皆さん働きたいんです。働くってのはお金はもちろんだけど誰かの役に立ちたい、自分を社会で認めてもらいたい。そう考えてます。
手助けとは思ってません。僕も商売ですから。(とはいえ作業工賃は一般的な作業所工賃とは比べ物にならないくらい高いです。通常の人が作業したらおそらく東京の最低賃金は超えると思います)
ですんで「社会貢献」とか深く考えずに当店に買取依頼してみてください。
気づかないうちに善意が広がっていきますよ