【前回までのあらすじ 物量の前にもうあきらめかけていた閉店物件処分がひょんなことからツイートが大拡散。絶望から光が見え祭りの予感が、、】
そこからはもう完全に祭りになった。
「○日だったらいけます」
「少しの時間でも大丈夫でしょうか?」
「長野ですがだいじょうぶですか?」
「夜でも大丈夫ですか?」
「行きたいけど日立か、、、、」
「すげー行きたい!」
「学校の近くじゃん!」
「ひょっとしてあそこ?ついに、、、」
などたくさんの反応が。
当店で買取させていただいたお客様もお手伝いに来ていただいた。
ふつーありえないよ。お客さんに来てもらうなんて。
お手伝いの申し出はもうすでにいつ、だれが何人来るのかも把握できないくらい膨れ上がっていた。
「なんか、すごいことになっちゃったな」
地元に住む方から神奈川の相模原からいらしてくれた方まで。
作業はどんどん進んでいく。
「ストッカーのほう終わりました。次はどこやりますか?」
「ホリマコさん、提案なんですけどこの作業はこういうやりかたはどうですか?」
お手伝いのみなさん、戦闘力高すぎ。
凄い。
あっという間に棚の本が段ボールに詰められていく。
僕等だけではとてもこうはいかなかった。
しかもお手伝いしてくれる皆さんが本当に楽しそうにやってくれるのが何よりもうれしかった。
「好きな漫画や本に囲まれて作業なんて楽しすぎる!」
そんな声が来ていただいたみなさんのツイートからたくさん流れてきた。
のべ30人ほどのみなさんが駆けつけてくれた。
朝早くから深夜まで、たくさんの人にお手伝いいただいて15日から始めて20日くらいにはほぼ棚の本はなくなっていた。
結局26日締め切りの作業が23日には完了した。