【前回までのおはなし:急に飛び込んできた140坪30万点の古本屋閉店処分をえいや!で引き受けた茨城買取ドットコム。仲間の古本屋とタッグを組んで現場に臨んだその先には、、、】
「なんだこの量は、、、、、。」
分かってはいた。140坪30万点がすごい量だってことは。
前回の20坪4万点に比べたらはるかにすごいことは分かっていたはず。
だけど。
圧倒的な物量の前では僕らの作業なんて海で水を掻き出すようなもの。
二郎のマシマシを食っても食っても減らないようなもの、、、、。
どうしようどうしよう。
その夜、悪い事ばかり考えました。
やるんじゃなかった。簡単に受けるんじゃなかった。仲間のみんなを巻き込んじゃった。
みんなごめん。ほんとうにごめん。
そんな中、エイジロメンの園さんが
「お手伝いを募集したら?手伝ってくれたら本100冊あげるとか」
あ、
それ、やってみたい。
園さんは一応安全策で「100冊」っていうのを言ってくれたんだけどなんかもう冊数の事なんて頭になかった。
せっかく来てくれるんなら制限なんていい!じゃんじゃんもってってくれ!
こんなつぶやきをツイッターに書いてみた
「茨城県日立市の閉店物件を引き受けて作業はじめましたが人手が全くたりません。
飯と足代位しか出せないんですが助けてくださる方を待っています。
本は欲しいだけ差し上げますので助けてくださる方を求めています 」
数件のリツイートをもらった。ありがたい。
どうしよう。これで来るかな?
誰かに拡散してもらおうか?
どうしよう
「商売でやってるのに自分のケツもふけねぇのかよ」
「自己責任乙」
とか来たら。
そん時はもうしょうがない。店たたんでフォークリフトの運転手に戻ろう。
本気でそう思った。
ある人に拡散希望をお願いした。