
懐かしいところが入荷しました。
1983年から1984年頃のパソコン雑誌、**「I/O(アイ・オー)」**です。
この頃のパソコン雑誌って、今あらためて見ると本当にいいんですよね。
僕もちょうどこの頃は中学生。
1983年頃だったと思いますが、弟と二人でお年玉を合わせてMSXのパソコンを買いました。
もちろん中学生二人のお年玉だけでは足りません。
「クリスマスプレゼントもいらないから」
ということで、弟と二人でなんとかお金をかき集めて買った記憶があります。

当時「I/O」はちょっと大人の雑誌でした
当時の僕にとって「I/O」は、ちょっと大人が読むパソコン雑誌というイメージでした。
僕らがよく買っていたのは、どちらかというと**「マイコンBASICマガジン」、いわゆるベーマガ**の方です。
今の若い人には想像しにくいかもしれませんが、当時のパソコン雑誌にはゲームなどのプログラムそのものが掲載されていました。
もちろん、パソコンによって使えるプログラムが違います。
僕が持っていたのはMSX。
友達のワタル君が持っていたのはPC-6001mkII。
雑誌には、
「これはMSX用」
「これはPC-6001用」
といった具合に、それぞれの機種向けのゲームやプログラムが掲載されていました。
それでお互いに雑誌を買って、回しっこしていたんですよね。
だから、こんなに分厚い雑誌を一冊買っても、自分の持っているパソコンで実際に使えるプログラムはほんの一部分だったりするんです。
それでも楽しかった。
自分では持っていないパソコンの記事を読んだり、新しい機種を眺めたり。
そして何より、当時のパソコン雑誌は広告を見るのも楽しかったんですよね。
パソコン本体、周辺機器、ソフトなど、当時の最先端の商品がずらっと並んでいる。
子供だった僕には、それを眺めているだけで、
「パソコンってすげえなあ」
という世界でした。
プログラムは雑誌を見ながら全部手入力
そして、雑誌に掲載されているプログラムは当然ながら手入力です。
何ページにもわたって印刷されているBASICのプログラムを、上から一行ずつキーボードで入力していく。
いわゆる**「写経」**です。
延々と入力して、やっと終わったと思って実行する。
ところが一文字でも間違っていると動かない。
そうすると、また雑誌のプログラムと自分が入力したものを見比べながら、
「どこが違うんだ?」
と探すわけです。
今だったらゲームもソフトもダウンロードすれば終わりですが、もちろん当時はそんなものはありません。
保存するのは、
カセットテープ。
普通のカセットテープにプログラムを保存していた時代です。
今考えると、とんでもなく面倒なことをやっていました。
でも、それが普通だったんですよね。
ファミコンではなくMSXを選んでしまった
ちょうどこの頃は、子供にとってはファミコンを買うか、パソコンを買うかみたいな時代でもありました。
そして、うちはMSXを選びました。
MSXも当時は鳴り物入りで登場した新しい規格でしたし、子供ながらに「これからはパソコンだ!」みたいな気持ちもあったんでしょうね。
ところが、その後はご存じの通り。
ファミコンが大流行。
友達の家に行けばファミコン。
新しいゲームが出れば、みんなファミコンの話。
その頃は、
「ああ、ファミコンにしとけばよかった……」
と、めちゃくちゃ後悔した記憶があります(笑)。
でも40年以上経った今になってみると、あの時MSXを買ったことも悪くなかったのかなと思います。
雑誌を見ながらプログラムを自分で入力する。
動かなければ原因を探す。
よく分からないながらもパソコンをいじって、とにかく自分で試してみる。
今では仕事でパソコンを使うのはもちろん、AIを使って仕事のシステムを作ったり、いろいろな作業を自動化したりしています。
そう考えると、中学生の頃にMSXを選んで遊んでいた経験が、どこかで今にもつながっているのかもしれません。
ファミコンを買っていたら、それはそれで楽しかったでしょうけどね(笑)。
昭和の「デジタル最先端」、今とても探しています
そんなことを思い出させてくれた、今回入荷の1980年代の「I/O」。
こういうもの、茨城買取ドットコムでは現在とても欲しいジャンルです。
「I/O」をはじめとした昔のパソコン・マイコン雑誌。
「マイコンBASICマガジン」などのパソコン雑誌。
「ラジオ技術」をはじめとした電子工作、無線、オーディオ関係の雑誌や本。
さらに時代を少し広げて、「ファミ通」などのゲーム雑誌、ファミコンをはじめとしたゲーム攻略本、パソコンやゲーム機の解説書、プログラム本なども積極的に買い取りしています。
パソコン本体や昔のゲーム機、ゲームソフト、周辺機器などが一緒に残っている場合も大歓迎です。
当時は最新情報として消費されていたものですが、40年近く経った今見ると、そこにはその時代のパソコンやゲーム、電子機器、そして広告まで含めた文化がそのまま残っています。
いわば、
「昭和のデジタル最先端」
です。
押し入れや物置を整理していて、
「こんな古いパソコン雑誌、もういらないだろう」
「昔のゲーム攻略本なんて価値がないだろう」
と思っても、捨ててしまう前にぜひ一度ご相談ください。
一冊一冊でももちろんですが、何十冊、何百冊とまとまって残っているものも歓迎します。
昔夢中になって読んだ雑誌や本。
次に楽しんでくれる人、資料として残してくれる人へ渡していくのも、古本屋の仕事だと思っています。
1980年代を中心とした「昭和のデジタル最先端」、現在積極的に買い取りしています。
パソコン雑誌、マイコン雑誌、ゲーム雑誌、攻略本、電子工作、無線、オーディオ関係など、ぜひお声がけください。
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