先日の茨城古書組合の市場(交換会)で、ちょっと縁を感じるものを仕入れました。

こちらは1970年11月26日の読売新聞夕刊です。
大見出しは、
『三島由紀夫 自衛隊に乱入、割腹』
前日11月25日に起きた通称「三島事件」を大きく報じています。
インターネットもSNSもない時代。
日本中の人たちは、この新聞を手に取り、この事件を知ったわけです。
古い新聞に人の記憶があり、人の歴史もありますね。
実はわたくし、はりはりや店主は1970年11月25日生まれ。
つまり、三島由紀夫が亡くなったその日に生まれたことになります。
三島由紀夫の命日に毎年開催している『憂国忌(ゆうこくき)』。
この追悼集会が開かれる日は、僕の誕生日。
昔の新聞をコンビニでプリントできる、なんてのもありますが、55年余り経った今、自分が生まれた日のニュースを取り扱う「当時の新聞紙」を茨城の交換会で仕入れることになるとは思いませんでした。
古本や古資料を扱っていると、こんなふうに自分自身と妙な縁を感じる資料に出会うこともあります。
こんなこともあるからこの仕事は面白い。
漫画も小説も買います。
DVDも買います。
そして古新聞や号外、昔の新聞の切り抜きも、古い広告やチラシなどの紙ものも買います。
ご自宅の押し入れや倉庫に思わぬ歴史資料が残っているかもしれません。





