
この度、やっとこさ完了いたしました!
「使える本」「使えるかもしれない本」は束ねて縛って、「そうでない本」=「処分する本」はそのまま室内から運び出し。

先日も、博物学者で作家さんがご病気を機に、2万冊の中から500冊だけを手元に残し蔵書整理した話の中で『貴重な稀覯本ですらゴミに』と語られていましたが、SNSなどで『本を廃棄処分する』という発信をすると『もったいない!』『文化が!』と高確率で炎上案件に。
僕は古本の取り扱いを20年やってます。
いわゆる「雑本」と呼ばれるものは、毎週1万冊は動かしてますので、それなりに眼はついてると自負しています。そう思わないと商売やってらんないっす(苦笑
その「動かす」には、買うことも、売ることも、捨てることも含まれています。
世の中で一番本を捨てているのは『間違いなく、古本屋』です。
叩かれたくはないけれど、これが現実…。
古本屋は、皆さんの本を次の方へ橋渡しする役割もあり、本の「おくりびと」の役割もしています。
さて、話は本筋に戻りますがw

運び出した全ての書籍を積み込み、作業終了。
ご依頼主様に喜んでいただけただけでも嬉しいのに『処分費用をお支払いしたい。お礼がしたい。』とまでおっしゃっていただきました。
実際、今回の処分費用を考えると、収支としては「真っ赤っか」なのですがw、お気持ちだけ有り難く頂戴いたしました。
茨城県南部や千葉県北部の北総エリアへの出張買取は、量が多い場合は数日に分け、じっくり丁寧に対応いたします。
上記地域の方も、蔵書整理、本の処分をお考えの方は、お気軽に当店『はりはりや』にご相談ください。





