古本屋の課題「ロマンとビジネス」が共存できている憧れのお店 − ハナメガネ商会


趣味のものならだいたい買い取る【はりはりや】店長ホリマコです。

仕事に関係でお伺いした場所が近かったというのもあって、一度お伺いしようと思っていた栃木県益子町にあるハナメガネ商会さんにお邪魔しました。

古民家を活かしたお店

お店は築年数のある古民家を活かしてつくられたもので、店内には、こけしや古本、選び抜かれた雑貨が並び、どこを切り取ってもレトロかわいい空間。

うちみたいな“雑本屋”とは違って、ハナメガネ商会さんは完全にセレクトショップ。

※店内は撮影禁止ですが、特別に許可をいただき撮影しています。ありがとうございます!

当時のまま時が止まったかのような空間

正直、僕だって「こういう店、やってみたいなあ」って思ってます。
だけど、このスタイルでお店を維持して続けていくことの難しさってのも十分わかってもいます。

僕たちのような古本屋は「面白い」だけで商売をしてしまいがち。結果儲かんないなんてことは、珍しくも何ともない、ざらにあることw

僕はよく『ロマンとビジネス』という言葉を使うのですが、ロマンだけで食っていくのは本当に大変で、いずれ現実と向き合わないといけない局面が訪れます。

そんな中、彼女(店長さん)はロマンをしっかりビジネスにしてマネタイズしている。

「何が売れるか」だけじゃなく、「お店の世界観に合っているか?」をきちんと分析し、ブレずに仕入れて売りあげる。ロマンと現実のバランス。それがちゃんとできているからこそ、お店を続けていけるんです。これは本当にすごいこと。

口で言うほど簡単じゃない『ロマンとビジネスの両立』をやっている姿に、心から敬意の念を抱きました。

いろいろお話させていただいて、学びと刺激にあふれた時間でした。

時間の感覚がふっとぶくらい楽しくって、気がつけば4時間も滞在してしまいました(笑)。失礼しました。

お土産として買わせていただいた「ライオン歯磨 協賛 オリンピックセール 五輪鉛筆」。

おそらく販促用の非売品だと思うんですが、箱のデザイン、字体、質感、ぜんぶが昭和。

こういう一点ものをちゃんとセレクトして置いているところにも、店主のこだわりが滲み出ていて、「こうありたい」と思わせてくれるハナメガネ商会さんは素敵なお店でした。

今回の訪問で、自分の店のことを見つめ直すきっかけになりました。

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