
当店の店頭買取をご利用いただいているお客様が、今回もご来店で買取のご依頼。
パッと見「ん〜。申し訳ないけど、ちょっとキツイかな」と思ったのですが、おや?おやおや?
『世界怪奇スリラー全集』がある!
1960年代後半〜80年代初頭あたりの児童向けの怪奇、ホラー、スリラーものって、昔も今も人気があるんです。

何がイイって、斎藤寿夫さんや杉尾輝利さんなどのイラストがイイ。
表紙を開いて本文に入る前に飛び込んでくる口絵で、この先どんな話が?! とドキドキ、ワクワクしたもんです。
イメージを膨らませる手助けとして、特に児童書は表紙絵や口絵、扉絵や挿絵って大事ですよねー。

画像内の下段「ジュニア版 太平洋戦史」の表紙絵は小松崎茂さん。
お名前は知らなくても「戦車、軍艦、飛行機のプラモデルの箱に描かれた絵」と言われれば、「あ!あの絵だ!」と思う方も多いのではないでしょうか。
今とは違うアナログイラスト感、というか、なんか独特な感じでいいですよね。

ということで、いつもとはちょっと違う書籍を、今回も当店にお持ちいただき有難うございました!
古本や古書の買取は、古ければ高い、というものではなく…。
何度か書いていますが、お客様が「これは高く売れる本」と思っている本と、僕ら古本屋の「高値で買取できる本」は違うということが、往々にしてあります。
僕の場合はピーンと来るというか、これ見たことないな、なんか面白そうだなという実に主観的な、毎週何万冊という本に触れている古本屋の視点というか(生意気なことを言いますが)。
なので、古本の出張買取をご依頼いただく場合は、お片付け前に、断捨離前に、未整理・未処分・手付かずの状態でお呼びください。
茨城の県南エリア中心に茨城県内、千葉県の東葛エリアや北総エリア、東京23区東部や都心・副都心、埼玉東部地域などに、出張買取にお伺いします!
ウチにも来てほしいんだけど、というお問い合わせは、お気軽に!