先日の買取させていただいた中に、こんなものがありました。
タイトルの通り、戦後に出版されたカストリ雑誌のムック本です。
カストリ雑誌とは、ウィキペディア(Wikipedia)によりますと…
『カストリ雑誌(カストリざっし)は、太平洋戦争終結直後の日本で、出版自由化(ただし検閲あり、詳細は下段参照)を機に多数発行された大衆向け娯楽雑誌を指す。
これらは粗悪な用紙に印刷された安価な雑誌で、内容は安直で興味本位なものが多く、エロ(性・性風俗)・グロ(猟奇・犯罪)で特徴付けられる。具体的には、赤線などの色街探訪記事、猟奇事件記事、性生活告白記事、ポルノ小説などのほか、性的興奮を煽る女性の写真や挿絵が掲載された。
戦前の言論弾圧で消滅したエログロナンセンス(1929年 – 1936年)を引き継ぐ面もあり、戦後のサブカルチャーに与えた影響も大きい。』
とのことで、今でいうと「実話ナックルズ」みたいなもんでしょうか?w
やはり「宝島」や初期の「クイックジャパン」で育った腐れサブカルおじさんはこういうのがたまらなく好きなわけで。実は、買取したあと「売りたくねぇなぁって」しばらく抱えてましたwww
で先日、市場でこんなものが出品されました!
ムック本に掲載されていた「艶麗」の、ホンモノ!
めちゃくちゃ嬉しいですね。歴史を経てこういう奇跡みたいな出会いをできるなんて!
当時物の「カストリ雑誌」たち、ちょっと頑張って落札しました!
こういうのが古本屋冥利、醍醐味ですよ。あー楽しいw
こちら、ネットでパパっと売るのは惜しいから、店舗のレイアウト変更して、コーナー化して店頭販売しようかな。
そうなると在庫が足りない!
というわけで、戦後カストリ本、エログロナンセンス、そんな懐かしの本がございましたら、ぜひはりはりや@茨城買取ドットコムへお売りください。
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