
「中央市」は千代田区神田小川町にある東京古書会館で毎週月曜日に開かれている市場で、当店にとっては仕入れの主戦場。
その中央市が、年に一度、大規模で開催するのが「大市」。
日本中の古本屋から品物が集まるので、物量が違いますし、普段はなかなか出てこないような本も並びます。
会場の空気も、お祭りのような特別感もありますが、やはり商売なので皆真剣勝負。

この大市に合わせ、全国古書籍商組合連合会(全古書連)の関東ブロック会議も開催されました。
この会議は関東エリアの古書組合の組合長や理事長が集まり、業界の今後について話し合う場です。
現状、古書業界は楽観できる状況ではありません。
地方では市場の集まりが減っていたり、市場自体が立たなくなっているところもあると聞きます。
この日は、どうやって市場を維持していくのか、どうやって若い世代につないでいくのか、地域同士で何ができるのかについて意見交換が行われました。
また、古書籍商業協同組合が運営している「日本の古本屋」というサイトを今後どう発展させていくか。
そして、Amazonのような大きなプラットフォームがある中で、組合としてどんな役割を果たしていくのかという話もありました。
簡単に答えが出る話ではありませんが、業界の近況を見て先行きを考え、課題を明確にして、問題解決を意識することが大事だと思います。
大市での戦果については、また改めて。





