古本屋さんの店じまいの理由は「採算が合わない」というのも勿論あるんですが、「店主の高齢化」「跡継ぎが居ない」という理由が多いです。
過日、茨城古書組合の組合員の方がお亡くなりになりました。
買わせていただいたし、買っていただいたし、たくさん勉強させていただきました。お亡くなりになるにはまだ早い方でしたが…。ご冥福をお祈りいたします。
こちらのお店。ご家族は古本とは縁のないお仕事をなさっていて、お店を引き継ぐ方がいらっしゃらないとなると、閉店という選択になりますよね。

そんな、止むを得ず閉店された店舗を茨城古書組合員が力を合わせ、片付けさせていただきました。
町の古本屋さんは個人店で個人事業主なので、急遽人手が必要になった時などイザという時、古書組合は頼れる存在となります。
古書組合員は、古書交換会で売ったり買ったり情報交換するだけの間柄ではないのです。同業の良きライバルであり、仲間なのです。

もし古本屋さんになりたいなと思ったら迷わず、お近くの古書組合に加入することを強くお勧めいたします。
現在、茨城県の古書組合は、当店店主の堀越が組合長を務めさせていただいております。
茨城での古本屋に関しては、わたくし『ホリマコ』にお気軽にご相談くださいませ。